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子育てとお金の話~かかるお金ともらえるお金~

ひしだ のブログにようこそ。

アラフィフの2児のパパです。

 

今日の「見逃せない」ポイント、

気付きや情報を、
思いつくまま発信していきます。

訪れた方のお役に立てますように!

 

 

子育てはお金がかかります。

 

妊娠、出産、育児にかかるお金は、

医療費、教育費、食費などなど、

トータルではけっこうな金額になりますね。

 

でも、国や自治体には、

子育てへの助成制度もあります。

 

ここでは、出ていくお金と、

助成などで入ってくるお金についてまとめてみます。

 

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妊娠~出産にかかるお金、入るお金

まずは、妊娠と出産に関わるお金についてです。

 

妊娠中・出産時にかかるお金は?

まず、妊娠は病気ではないので、

保険の適用はありません。

 

健康保険が使えないので、

すべて実費になります。

 

産院のHPでは、おおよその出産費用を載せているものも多いので、

選ぶ際の参考にします。

 

 

国民保険中央会が、

正常分娩にかかる平均費用を発表しています。

 

それによると、

 

 

平成28年度の全国平均費用は、505,759円

平成28年度の都道府県別平均費用は、

 

一番低い鳥取県で396,331円、一番高い東京都で621,814円

 

だそうです。

 

※ちなみに、この集計は平成29年以降されていません。

 

平成24年度の全国平均は486,734円とありますので、

24~28の2年間で2万円ほど値上がりしていることが分かります。

 

現在ではさらに値上がりしていることが

予想されますね。

 

 

 

データはあくまで平均。

 

出産をする地域や病院の種類によっても異なります。

 

病院より診療所の方が安いし、診療所より助産院の方が安い。

 

また、当然個室よりも大部屋の方が安いです。

 

このように、地域や状況により、

費用は大きく変わってきます。

 

妊娠・出産でもらえるお金は?

では、もらえるお金は、

どういうものがあるのでしょう。

 

まず、母子手帳が交付されると、

妊婦検診の補助券がもらえます。

 

自治体によって金額は異なりますが、

妊婦検診費用の全額を負担してくれるところもあります。

 

※但し通常検診の場合。検査項目を増やした分は自費。

 

妊婦検診は何回も受けるもので、

高額になりますので、

補助券はぜひ使うようにしましょう。

 

検診費用の一部負担、という自治体でも、

自己負担分は50000円程度に収まる場合が

多いようです。

 

 

 

出産では、健康保険から出産育児一時金が支払われます。

 

全国健康保険協会のHPでは、支給金は42万円となっています。

 

病院で支払いをする際に、この支給金が差し引かれ、

差額を払うことになります。

 

仮に出産費用の総額が50万なら、

差額の8万を支払えばいいわけですね。

 

 

ただし、正常分娩以外の、

帝王切開や吸引分娩、入院が長引いたり、

入院費用が増えることもあります。

 

その場合、生命保険で補えるかどうか

確かめてみることをおススメします。

 

生命保険によっては、

出産トラブルで請求できるものもあるようなので。

 

 

育児でもらえるお金は?

当然のことながら、

育児もお金がかかります。

 

公的に負担してくれる制度もありますので、

どんどん活用していきましょう。

 

医療費を負担してくれる

子どもの怪我や病気は待ったなし。

 

そんな時にありがたいのが、

子どもの医療費助成制度です。

 

「乳幼児医療費助成制度」や

「小児医療費助成制度」といった制度で、

自治体によっては小学生頃まで医療費がかかりません。

 

自治体によって制度が異なるので、

確かめてみましょう。

 

所得制限や年齢など、

いろいろと条件がありますので、

細かくチェックしておいてくださいね。

 

 

児童手当は中学生まで

児童手当は、中学卒業までもらえます。

 

内閣府のHPによると、

 

・3歳未満 … 15000円/月

・3歳以上中学卒業まで … 10000円/月

 

子ども一人あたりの支給額です。

 

親の所得額が限度額(833万超)を超えるなど、

条件により金額が変わりますので、

詳細はHPでチェックしてください。

 

中学卒業まで、年3回、計12カ月分が支給されますので、

15年間で、200万くらいになります。

 

ただし、支給されるのは、

申請の翌月から。

 

うっかり申請を忘れていると、

その分の支給は受けられませんので、

くれぐれも申請忘れのないようにしてください。

 

 

幼保無償化で3~5歳児クラスは利用料が無料

小さいお子さんを保育園、幼稚園に預ける、

というのはよくあることです。

 

無料で預けることができる制度がありますので、

ぜひ利用しましょう。

 

内閣府のHPによると、

 

幼稚園、保育所認定こども園等を利用する3歳から5歳までの利用料

 

が無料となります。

 

また、0歳から2歳までの子供については、

住民税非課税世帯を対象として利用料が無料になります。

 


幼稚園、保育所認定こども園に加え、

地域型保育も同様に無料になるそうです。

 

ただし、市町村から「保育の必要性の認定」を受ける必要があるので、

詳しくは各自治体に問い合わせてください。

 

 

他にも、産休の場合や直前まで仕事をしていた場合は、
給付金の請求が出来る人もいます。

 

実はもらえるお金っていっぱいあるんですね。

 

貰い忘れがないように、

しっかり手続きをしたいですね。

 

まとめ

妊娠、出産、子育てについて、

かかるお金、もらえるお金についてまとめてみました。

 

かかるお金も多いですが、

もらえるお金もいろいろあります。

 

所得の低い人には助成金なども用意されていることがあります。

 

お金ないから育てるのが大変…と思うかもしれませんが、

 もらえるお金をフル活用すれば、

意外と何とかなるものです。

 

よくよく調べて、

もらい損ねのないようにしてくださいね。