ステンレスの水垢を落とす効果的な方法
ひしだ のブログにようこそ。
アラフィフの2児のパパです。
今日の「見逃せない」ポイント、
気付きや情報を、
思いつくまま発信していきます。
訪れた方のお役に立てますように!
ステンレスの水垢に悩まされるママさんも
多いのでは。
元々、ステイン(stain)とは、
汚れ・シミという意味。
つまり、ステンレスとは、
stain less = 汚れなし
という言葉なのです。
歯磨きでも、よく見ると、
ステイン防止、など書かれているものもあります。
歯に汚れがついて、
色が変わるのを防ぐのですね。
そう、ステンレスは、確かに汚れなし、
なのですが、それは、
ワインとかコーヒーとか、
色が吸着する汚れがつかない、という意味。
だからステンレスが汚れたように見えるのは、
全て「水垢」のせいなのです。
水垢さえ退治すれば、
ステンレスは蘇ります。
①水垢の原因は?
水垢の正体は、
水道水に含まれるミネラル分です。
自然界の水は、
そもそもミネラル分を含んでいます。
そこから、水道水にするために、
浄水施設で塩素を投下するなどの処置をします。
ステンレスについた水道水をほっておくと、
水分は蒸発してなくなりますが、
ミネラル分は固体なので、蒸発せずに残ります。
さらに食品などから出る、
カルシウムがそこに付着し、
白い汚れとなってしまうんですね。
②水垢用の洗剤を使う
そんな水垢を落とすのに有効なのは、
王道ですが、
水垢用の洗剤を使うことです。
水垢+洗剤 で検索すれば、
いくらでも出てきます。
また、水垢用と書かれていなくとも、
酸性であれば効果があります。
水垢の主な成分は、
カルシウム類が多く、アルカリ性ですので、
酸性の洗剤で中和すれば、
汚れが落ちやすくなります。
ちなみに、中性洗剤は、
アルカリ性の水垢には効果がないので、
注意してください。
酸性の強度は、PH値が低いほど強くなります。
PH=7 が中性ですので、
PH=6・5・4~ と小さくなるに従って、
強酸性になるわけです。
酸性が強いと、肌が荒れることがありますので、
掃除の際には手袋をつけるといいでしょう。
特に注意しなければならないのは、
塩素系の洗剤や漂白剤と併用しない、
ということ。
「混ぜるな危険」など、
表示があるかと思いますが、
絶対に守るようにしましょう。
塩素系はカビに効果があります。
水垢とカビを一遍に落とそうとして、
混ぜて使うと、
有毒ガスを発生します。
掃除に熱中している間に、
取り返しのつかない事態になるかもしれませんので、
使用法は守ってください。
掃除中は、換気をよくして、
新鮮な空気の中で作業するよう、
心掛けるといいですね。
③クエン酸を活用
小さなお子さんがいる場合、
強力な酸性洗剤を使うことに
抵抗があるかもしれません。
そんな時は、クエン酸を使いましょう。
クエン酸は美容成分にも使われており、
体への害はありません。
ではさっそく、クエン酸で
洗剤を手作りしてみます。
水200cc(1カップですね)に
小さじ1杯のクエン酸を加えます。
後はクエン酸水をスプレーボトルに入れて、
汚れた箇所に吹きかけるだけ。
そうして、少し長めに、
1~2時間放置します。
頑固な汚れの場合、
クエン酸水をぺーバータオルにしみこませ、
汚れた部分をパックするように被せます。
2~3時間放置して、
あとはスポンジでこすり洗いします。
クエン酸水の濃度を倍にしたり、
いろいろと工夫してみてください。
④スポンジでも差が出る
酸性洗剤を使っても、
クエン酸水を使っても、
最後はスポンジでこすり洗いします。
このスポンジでも、
汚れの落ち具合が変わってきます。
例えば、メラミンスポンジ。
水をつけるだけで汚れが落ちる、
という優れものですが、
酸性洗剤やクエン酸水を使えば、
より効果的です。
ただ、力を入れ過ぎると、
キズや曇りができてしまうこともあるので、
力加減は適切に。
どのくらいの力で磨けばいいか、
目立たないところで確かめてから、
全体の掃除をするといいでしょう。
メラミンスポンジは、
使用中に削りカスが出るので、
そこらへんも注意してください。
⑤最後に
水垢の原因は、ずばり水道水です。
水道水に含まれるミネラル分などが、
白い汚れとなるのでしたね。
水垢をつけないためには、
水気を残さないことです。
まず、掃除が終わったら、
きれいに水を拭き取るのを忘れないこと。
ここが仕上げとして肝心な点です。
また、掃除の時に限らずシンクや浴槽など
ステンレス製のものを使った後には
水気を拭き取る習慣をつけましょう。
できればご家族にも協力してもらうと
1回1回の掃除の負担も減りますよ。